投稿

パープルリボンキャンペーン With 飯能市

イメージ
 こんにちは、自由の森学園図書館です。    先週は夏日、今日は冬の気温。    連日の気温の乱高下にタジタジ。    体調を崩しやすい日々が続いていますが、自由の森学園図書館は今日も(なんとか)元気に開館しています。    さて、ただいま図書館では飯能市と協働企画として「パープルリボンキャンペーン」を開催しています。    昨年に引き続き、今年も参加させて頂きました。    パープルリボンキャンペーンって聞いた事あるけどなんだっけ?という方がおられましたら、とても大切な活動ですので、よろしければこの機会に知っていただけると嬉しいです。     パープルリボンキャンペーンは「女性に対する暴力をなくす運動」として、 1994 年にアメリカでスタートしました。     日本では内閣府主唱のもと、毎年 11 月 12 日~ 25 日までの 2 週間、啓発活動や様々な場所を紫色にライトアップする取り組みを行い、女性に対する暴力の根絶を訴えています。     飯能市でも第6次飯能市男女共同参画プランに基づき、女性への暴力・DV根絶のため、市内の文化・教育施設、学校と連携しながら情報の発信や展示を行っています。     自由の森学園図書館では、市内の施設・学校を巡回して来たタペストリーやポスターと一緒に、関連図書の展示を行っています。     ボードにパープルリボンのシールを貼ることができるのですが、展示を作ったすぐ後に生徒が早速リボンを貼ってくれました。    どんな小さな暴力もしない・させない。     きちんとした知識をもち、実際にいま何が起こっているのか、どうして暴力が生まれるのか、被害にあった時は一人で抱えないでほしいということ、などなど・・・。     この運動を通して、何か一つでも私たちの意識の中に変化が起こりますように。 自由の森学園図書館       自由の森学園図書館

姿を変えて、また。

イメージ
 こんにちは、自由の森学園図書館です。 前回の投稿からかなーり間が開いてしまいましたが、 自由の森学園図書館は元気に活動しています。 生徒有志によるコラボ企画も順調です。 そちらはまた後日記事に出来れば!   今回の主役はこちら ↓ 。 美しい装幀の notebooks 。 実はこちら、除籍した本を再利用して作られています。 ハードカバーの本から堅いボール紙と遊び紙を取り外して、手帖サイズに加工。 表紙用の布でパーツを包んで・・・。 職人技で仕上げられたこの作品たち。 姿を変えてまた図書館に戻ってきてくれました。 中は白紙なので手帖として使えます。 いつか図書館で作品展が出来たらいいなぁ~。 七夕を前に小さな願が生まれました。   自由の森学園図書館

生徒有志×図書館コラボ企画始まりました。

イメージ
 こんにちは、自由の森学園図書館です。 本日は授業参観の日! 普段から人前で発表したり、意見を言えるような子どもたちですが、やはり保護者の方には照れくささがあるんでしょうか。 いつもよりピンと張った空気が教室や廊下からうかがえました。   図書館でも、展示スペースを使った企画展をご覧いただいています。 今回の企画は、案出しの段階から生徒が中心になって進めてきたとっておきです。 今現在図書委員会のない自由の森学園では、生徒の感性や、やりたいことを反映させる図書館作りが中々難しい。 どうしたもんかなぁ・・・ と頭を悩ませていた所に、「企画を作ってみたい」と声をかけてくれた生徒がいました。 なんと嬉しいお誘い!! 何度も打ち合わせをして、内容から本の選択、ディスプレイまで全部生徒と作り上げたこの企画。 テーマは「ごはん食べましたか? 밥 먹었어요 ? 韓国文学特集」。 韓国では「ごはん食べましたか?」は相手を気遣う意味合いを含めてよく使われる挨拶表現の一つです。 韓国文学に興味を持ってくれた人を食卓に誘うように、温かく迎え入れたいという生徒の思いが込められています。 何度見ても良いテーマだなぁ。 より詳しい内容はもうすぐ刊行の「自由の森通信」にも掲載されますので、お手に取れる方はぜひ図書館のコーナーを読んで頂けると嬉しいです。   また、自由の森学園にお越しの際は、どうぞ正面玄関上、 2 階図書館まで足をお運びくださいませ。 子どもたちのセンスと感性がキラリと光る展示と共に、皆さまをお待ちしております。   自由の森学園図書館

名誉館長:おかあさん

イメージ
 こんにちは、自由の森学園図書館です。 いきなりですが、我らが図書館の名誉館長をご紹介します。 猫の、おかあさんです。 ごくたまーーーーーに、出勤してくれます。 図書館がお散歩コースに入っていたらね。 扉の前でお座りして待っていることもあるんですよ。 看板猫というほど頻繁にはやってこないので、(勝手に)名誉館長。   生徒にも可愛がられて、お昼寝もできる。 人間だけじゃなく、猫にも愛される図書館です。   自由の森学園図書館

新年度スタート!

イメージ
こんにちは、自由の森学園図書館です。 新年度が始まりました。 図書館もオリエンテーションという大仕事を終えてほっとしています。 新入生たちの賑やかな声があふれ、いつもより雰囲気が明るい今日この頃。 早くも修学旅行に向けた事前学習が始まったり、進路企画が動きだしたり・・・。 春の温かな陽気に眠気を誘われる…暇もないくらいアクティブに皆動いています。 忙しなく過ぎる日々の中にあっても、空を見上げる時間、足元の小さな生き物を じっくり観察するような時間を持っていきたいですね。  ↓企画展示「天真爛漫、春らんまん」 ↓ゲッチョ先生の「飯能博物誌」     自由の森学園図書館

「わたし」と「れきし」、「わたしたち」と「れきし」

イメージ
 こんにちは、自由の森学園図書館です。 ただいま図書館では、本学園の社会科、「わたし」と「れきし」展実行委員会の皆さんと一緒に、「戦争と平和について考える」企画・展示を共同で行っています。 特に図書館と学生たちの展示では、「戦争」を大きなテーマとしながらも、人権、環境問題、差別、など、現代社会の抱える様々な課題についても向き合うような内容になっています。 「 遠ければ遠いでできることはないと言って背を向け、近ければ近いで恐怖と不安があまりにも大きいと言って誰も立ち上がらなかった。ほとんどの人が、感じても行動せず、共感するといいいながら簡単に忘れた。感じる、共感するというけれど、僕が思うに、それは本物ではなかった。 」 『アーモンド』ソン・ウォンピョン / 著 矢島暁子 / 訳  p.245   展示の中で紹介されている本の1つです。 ちょっと「どきり」としませんか? 私たちは無意識のうちに「私には関係ない」と目を背け、顔を逸らしている「れきし」がある。 「れきし」は過去だけを指す言葉ではありません。 「いま」を、「みらい」を含んだ、「わたしたち」を表す言葉だということ、それを改めて教えてくれたのは学生たちでした。   私たちは過去に起こった凄惨な出来事に直接関与していない、だからその「責任」を負う必要はない。__果たして本当にそうだろうか? 本当に、それでいいのだろうか?   私たちも、「わたし」と「れきし」展実行委員会の皆さんも、確かな「答え」を持っているわけではないけれど、様々な場所で、様々な人たちと、一緒に話して、考えていきたいという思いは強く持っています。   展示を通して皆に問いかけます。 今現在の世界は、あなたの周りの「せかい」は、「あなた」自身は、“平和”ですか? 「へいわ」ってなんだろう、「れきし」ってなんだろう。  おそらくこ の「モヤモヤ」は簡単に晴れないのだろうけれど、自分が行っているかもしれない加害に気づき、今この瞬間にも苦しんでいる人が必ずいるということから目を背けない。 そして、何ができるのかを考え、一歩踏み出す。手を伸ばす。   言葉で言うほど簡単なことではなく、理想論のように聞こえるかもしれませんが、語ることのできる“理想”すらない方が、より危ういことではないでしょうか。

世界は不思議で満ちている!

イメージ
 こんにちは、自由の森学園図書館です。 2023 年のご挨拶が大変遅くなってしまいましたが、本年もどうぞ自由の森学園図書館ブログをよろしくお願い致します。 光陰矢の如し、という言葉にあるように、あっという間に新しい年が始まってひと月が経ってしまいましたね。 図書館では、来る学び納めにむけ、「探究」をテーマにした企画展示を行っています。 日常生活のそこかしこに存在している疑問「 Q 」に目を向けること、なぜ?どうして?と問うてみる。 そこから探究が始まるのではないか、との思いから、 「どうして一晩おいたカレーは(より)美味しくなるのだろう?」 「どうして花は香るのだろう?」など、私たちにとって身近な「 Q 」を多く展示しています。 言われて初めて「そういえば、どうしてなんだろうね?」と気がつく事、それをスルーしない。 必ずしも出口があるとは限らない「探 Q 」の迷宮、生徒たちと一緒に、皆さんも足を踏み入れてみてはいかがでしょうか。     自由の森学園図書館

ページビューの合計