読書会、再び!
皆さま、ごきげんよう。
「霜月」といえば、和風月名の11月。その名の通り、ついに小岩井でも一昨日初霜が観測されました。自由の森日記にて幻想的な写真と共にレポートされておりますので、ぜひご覧くださいませ。https://jiyunomori-nikki.blogspot.com/2021/11/blog-post_24.html
さてさて、前々回のブログでご紹介しておりました、生徒有志企画の読書会「闘わないビブリオバトル」、なんと第二回目が先日開催されました。
※闘わないビブリオバトルってなんぞや、という方はこちら(https://jiyunomori-library2.blogspot.com/2021/10/blog-post.html)の記事をご覧ください。
生徒、教員、司書…と多様なメンバーが集まりスタートした読書会。
皆が持ち寄った本は下記の通り。ジャンルも国もいい感じにバラけていますね。
①『ふたりでちょうど200%』町屋良平/著、河出書房新社(2020)
②『i』西加奈子/著、ポプラ社(2019)
③少年が来る ハン・ガン/著、井出俊作/訳、クオン(2016)
④『世界の名作10 幸福の王子・わがままな大男』オスカー・ワイルド/原著、中山知子/著、小学館(1998)
⑤他(時間の都合により、司書の選んだ本はさわりのみ紹介)
今回の読書会、ただ感想を述べ合うだけではなく、深みのある“対話”に発展する場面が多々見られたのが印象的でした。
「記憶の曖昧さ」「言葉に意味はあるのか」「文学の持つ力」「幸福とは」などなど・・・。
読書って「独りの趣味」と思いがちかもしれませんが、実は本を通じて繋がれる“道”はたくさんあるんですよね。
その輪の中に入れる機会に恵まれて幸運でした。
この「幸福」の輪、さらに大きくしていけたら素敵ですね。
第三回目もあるかな??(そわそわ)